画像転載元:富山市の山王さん 日枝神社
富山の人気観光スポットの一つに日枝神社が挙げられます。
日枝神社の歴史は古く、安土桃山時代にまでさかのぼります。
富山城に入城した加賀藩2代目藩主である前田利長が現在の場所に境内地を寄進し社殿を造営したとされています。
日枝神社は市の中心部に位置し、初詣や七五三など、四季折々の行事に多くの人々が訪れてにぎわう場所であり、山王さんという愛称でも親しまれています。
この山王さんという愛称の由来は、この場所が富山山王村であったことが由来です。
日枝神社入り口だけでもかなり立派であり、手洗い場の目の前には、弁慶石が現れます。
この弁慶石は全国各地にも存在しているかなり大きな石です。弁慶が大きな石を投げて、数キロ離れた場所に落ちたという伝説があります。
少し歩くと日枝神社の本堂が見えてきますが、その赤い塗装のなされた佇まいはとても厳かな印象です。
鈴を鳴らすひもは7本もあります。そのことからもわかるように初詣などでは毎年多くの人が訪れ活気にあふれます。
創建の年代は分かっていませんが、一番古い記録が1335年だと言われています。江戸時代には前田利長の管理下に置かれ、現在では五月に行われる富山を代表するお祭り山王まつりなど、多くの祭りごとが1年間を通して行われています。
毎年5月31日から6月2日に3日間かけてお祭りが行われますが、このお祭りは三日間で約50万人もの人出でにぎわいます。
富山の1大イベントにもなっているので、この時期に訪れた場合には、是非立ち寄ってみたいところです。
また安産祈願のスポットとしても有名であり、安産祈願や厄年の祈祷など多くの祈祷もやっているので、ぜひとも富山を訪れた際には行ってみてくださいね!