富山の郷土料理「氷見うどん」

陽進堂がおススメする富山のご当地グルメ:氷見うどん

富山湾に面した氷見市の郷土料理「氷見うどん」。小麦に塩水を加え練り上げる手延べうどんで、日本五大うどんの1つと言われています。

氷見うどんの特徴

氷見うどんは、竹にかけながら引き延ばす手縫い方法で作られており、石川県の輪島素麺がルーツと言われています。

その日の気候に合わせて水や塩加減を調整したり、足踏みをしながら生地をこねたりなど、職人の勘と経験によって作り出されています。この足踏みが、強い弾力ともちもちとした食感を生み出しています。

氷見うどんは自宅で食べる

氷見うどんは、お土産用として販売店などで購入する事が出来ます。
地元の方は、こういったうどんをお店で購入し、自宅で食べるという方が多いようです。

氷見市では、ふるさと納税の返礼品として氷見うどんを出しており、老舗のお店が味わえる「氷見のうどん食べ比べセット」が人気だそうです。

うどんの種類は様々

氷見うどんは、色々な太さや種類があり、自分の好きな麺を選び、お好みのうどんとして味わう事が出来るんです。
一番人気が高いのは細乾麺だそうで、つるっとした食感で温かくても冷たくても美味しくいただけます。

もちもちが味わえる半生タイプやつきたての餅のような餅めん、煮崩れしない太麺など、用途によって選ぶことが出来ます。半生タイプの賞味期限は、製造日より2ヶ月間と少し短いので、この点は注意が必要ですね。

また、富山のご当地グルメである「昆布じめ」のように、昆布を練り込んだうどんもあるそうですよ。

氷見市はうどんだけではない

氷見市はうどんも有名ですが、忍者ハットリくんに会える街としても有名です。
この氷見市は、まんが家・藤子不二雄A先生の出身地という事もあり、先生が手掛けた作品がキャラクターのモニュメントが、街中で見る事が出来ます。

忍者ハットリくんや怪物くん以外にも、喪黒福造のベンチや富山湾の魚を擬人化したキャラクターなども設置されており、観光客でにぎわっています。

また、アニメの原画などが展示されている「氷見市潮風ギャラリー」もあります。館内には、まんがの図書館やまんがスクリーンなど体験が出来るコーナーもあり、カップルやファミリー層でとてもにぎわっています。

氷見市潮風ギャラリーの詳細

開館時間:午前10:00~午後5:00
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人200円(高校生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料)
アクセス:JR氷見駅よりバス6分「氷見中央」下車すぐ

今回は、富山のご当地グルメの氷見うどんと藤子不二雄Ⓐまんがワールドをご紹介しました。

富山では、氷見うどんが食べられるお店がたくさんあります。お店の中には、麺の太さなどを選べることも出来るそうなので、自分好みの氷見うどんを見つけてみてはいかがでしょうか?