画像転載元:氷見市観光ポータルサイト「きときとひみどっとこむ」
以前陽進堂グルメ情報でお伝えしたように富山では氷見ブリが有名ですが、氷見牛も有名なんです。
富山県内最大の肉牛の産地が氷見市です。
昭和初期に何軒かの農家が、兵庫県但馬からメスの牛を導入し、これに改良を加えたものが氷見牛と呼ばれるようになりました。現在ではブランド牛の一つとして、また富山県のご当地グルメとしても人気を集めています。
近年では近畿ブロックで品評会に出されると、トップを競うほどの黒毛和牛として評価も高く、また安定的に出荷がなされています。
現在氷見牛は、富山県内の十数軒の農家で1300頭余りが飼育されているといわれています。
富山県は山間地から湧き出る清水が美しく、それぞれの農家が自家生産する優良な餌をバランスよく与えることができ、また厳しい衛生管理や適切な飼育環境により、牛たちが愛情たっぷりに育てられているのです。
ご当地グルメ氷見牛の魅力は、なんといっても霜降りの度合いが素晴らしいことです。肉質や鮮度ともに優れていて、品質等級はB3以上、EMSと呼ばれる脂肪交雑は3以上となっていますが、A4ランク以上にあたる上位等級が全体平均で85%を超える質の高さをほこっているそうです。
美味しい食べ方は様々な方法があり、焼き肉やしゃぶしゃぶ、ステーキなどはもちろんですが、新鮮な氷見牛であればぜひおすすめしたいのが刺し身で、その味は格別です。
また近年では氷見牛を使用した贅沢なコロッケも登場し人気を集めています。市内では自家牧場を持つ専門店や、このブランド牛を贅沢に扱ったステーキハウスで、その味を堪能することができますよ。
また旅館や民宿などに宿泊する際にも、予約注文をすることにより、そのおいしさを堪能することができます。旬の時期は一年中おいしく味わうことができるので、富山県を訪れた際には、ぜひとも味わってみてくださいね。