ホタルイカのミュージアムは富山の名物観光スポット

陽進堂のある富山県には有名な観光スポットが多数ありますが、滑川市の観光スポットではホタルイカのミュージアムが特に人気を集めています。

今回はそんなホタルイカの生態について少しご紹介します。

全身が青白く光るホタルイカは、春に生まれて1年で生涯を終えます。
日本海を中心に分布し、普段は200mから600mもの深い場所に棲んでいます。
大きさは雄が4~5cm、雌が5~7cm、重さは5.4g~8.5gと小型です。
春になり産卵の時期に入ると、富山湾の岸近くには群れをなしたホタルイカが集まり宝石のような輝きを放ちます。
滑川市のミュージアムでは、神秘的な青い光を放ちながら泳ぐ姿を間近で見られます。

ミュージアムは、豊かな自然に囲まれた滑川氏の観光拠点であり地域の文化を発信しています。
美しい海と空、立山連峰の雄大な景色を眺められるガラス張りのマーケットホールがあり、レストランのゾーンもあります。
深海をイメージさせる幻想的な光で演出されたミュージアムゾーンにはライブシアターがあり、ホタルイカの発光ショーを見られます。

深海不思議の泉では、富山湾の生き物と触れ合えます。
富山湾の神秘について深く学べるミュージアムでは、展示も充実しています。
ミュージアム1階に広がる展示ホールは、開放的なホールです。
様々な展示技術を駆使した作品を通して、子どもも大人も楽しく学べます。
ホールの壁面には、ホタルイカ大解剖パネルが展開しています。
深海魚展示コーナーでは、深海に棲む珍しい生き物を観察できます。
フラッシュは使えないものの撮影もできます。

2017年3月にリニューアルしたミュージアムギャラリーでは、漁の仕組みや海上観光の様子も紹介しています。
ライブシアターには半円形状の水槽とスクリーンがあり、観客が一体となってショーを楽しめます。
発光ショーは春の時期に見られる大人気プログラムで、特殊水槽の網を揺らして発行の様子を見学できます。

ほたるいかミュージアム
住所 〒936-0021富山県滑川市中川原410
電話番号 076-476-9300
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休業日 6月1日~3月19日の火曜日(祝日の場合翌日)
年末年始、1月最終月曜日から3日間

食としてのホタルイカではなく、見て楽しむホタルイカもまた素晴らしいですね。
ミュージアムのみならず実際の漁でもホタルイカを見る機会があるかもしれません。
見ても楽しめる!幻想的なホタルイカ

グルメとしてのホタルイカについてはこちらも参考にしてくださいね。
富山の美味しいホタルイカ